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イタリア・ウンブリアの小さなオリーブ園〜オリーブの育て方・楽しみ方〜

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イギリスで農学を学び、オーストラリアで穀物、羊、ブドウを育て、ワインを作り、南オーストラリア州の農林大臣を務めた著者が、イタリアに移住。そこでオリーブ栽培を始め、その永年の経験から、オリーブ栽培やオリーブオイルの搾油からマーケティングに至るまでオリーブに関して幅広く網羅した著作がこの本「イタリア・ウンブリアの小さなオリーブ園」です。

オリーブはモクセイ科の常緑樹です。地中海沿岸から集めた1,263の野生種と534の栽培種など1,900以上のオリーブのサンプルの遺伝子を分析したフランス国立科学研究所の最近の研究で「オリーブの栽培は、かつてレバントと呼ばれた地域、今日のイスラエル、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、シリアの地域で始まり、その後地中海沿岸を経て多くへ広まった」と分かってきました。

著者は、「オリーブに関する本は何千とありますが、オリーブが地中海の作物だったので、地中海地方の言語で書かれたものがほとんどでした。私の著書は、それらの翻訳ではなく、英語で書かれた数少ない本の1つです。この本の大事なところは、地中海沿岸のイタリア、チュニジア、スペインの栽培者には当たり前すぎて、本には書かないようなことがたくさん書かれていることです。」と日本の読者へ言っています。

この書籍は、“収穫の秋”から始まります。“剪定の冬”、そして“土地の手入れ、新しい畑と肥料の春”、“灌漑の夏”と続きます。自らの栽培を通じてデータを集めそれを分析した学術面だけではなく、著者が見たイタリア農家の実態もつづられ、イタリアのオリーブ農業の様子を垣間見ることができます。

オリーブの栽培についての教科書は、オリーブ栽培の歴史から始まり、植物としての生態や栽培技術、さらには研究成果などの学術的内容が多いのに比べ、この本は初心者にもわかりやすい内容にまとめられていますが、専門家が読んでも実践的かつ簡潔な内容です。


イタリア・ウンブリアの小さなオリーブ園
〜オリーブの育て方・楽しみ方〜

2020年12月21日 第1版
全292ページ

著者 ブライアン・チャタートン
訳者 小河 祐子
編集者 金丸 洋一
発行者 松村 成師
発行所 Olive Wellness株式会社

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